レッドウッド国立公園まで行ってきた




レッドウッド国立公園に行ってきましたので、旅を振り返りつつ、簡単に見どころを紹介したいと思います。

1泊2日でしたが、結構堪能できたと思います!スケジュールは以下です。

1日目
 AM 03時:シリコンバレーを車で出発
 AM 08時:Ukiahで休憩と朝ごはん
 AM 09時 Eurekaのスーパーで昼ご飯を買い物しておく
 PM 10時:レッドウッド国立公園のビジターセンターで許可もらう
 PM 11時:トレッキング Tall Tree Trailを一回り
 PM 14時:トレッキングおえて、見晴台で一休み
 PM 15時:ビジターセンターでお土産買ったりのんびりしたり
 PM 16時:Newton B. Drury通りをドライブしてキャビンへ
 PM 17時:BBQ開始
 PM あとは食べたり飲んだり遊んだり

2日目
 AM 07時:起床
 AM 08時:朝食
 AM 09時:出発
 AM 10時:シダのファーンキャニオンへ
 AM 11時:エルクを探しながら、ビーチも見に行く
 PM 13時:レッドウッドを出てEurekaでランチ
 PM 15時:Wood Shrineで観光
 PM 17時:Russian River Brew のお店でビール買い出し
 PM 20時:家帰って、夕食



レッドウッド国立公園とは?

カリフォルニア州北部にあるレッドウッド(Red Wood)が多く生い茂った国立公園です。315平方キロメートル。1980年に、ユネスコの世界遺産に登録されたようです。

西海岸ビーチ沿いにあるため、深い森、高く巨大なレッドウッド、原生林のように生い茂る苔とシダ、荒波の広大な海などが特徴です。

レッドウッドの特徴は赤みがさしていて、とても巨大でなにより高いことです。ざっと100m級の高さがざらにあります。大きいのは200m級です。もはや上が見えません。かつては世界一高い木もあったそうですが、今では世界一は譲ったようです。

なぜこんなに高いかは、もともと樹木が育ちやすい湿気たっぷりの気候に加えて、地形的に海と山が近くて天気が曇り続きのため、少しでも太陽を浴びようと木が競うように伸び続けたから、と言われています。自然て凄い。

なお、映画の撮影地にもなっていて、スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還のエンドアの戦いと、ジュラシックパーク2のロケ地として使用されています。




場所はどこ?

カリフォルニア州の北部にあります。サンフランシスコから5時間自動車で北上します。途中の道は、RedWoods Highwayとも呼ばれていて、Red Woodの州立公園などがたくさんあります。





見どころは??

以下の4つだと思います。

1)レッドウッド+トレッキング



 たくさんのレッドウッドの森とトレイルが用意されています。
 特徴的なのは1マイルくらいの短いコースから、12マイルくらいの
 長いコースまで充実していること、短くても、巨大なレッドウッドを
 見ることができます。

 コケや地衣植物なども迫力があってみどころです。長年かけて木が覆われて、
 太古の歴史を感じられます。




 代表的なのが、レディバードジョンソングローブです。入り口から近く
 そして短いトレイルですが見ごたえのある場所のようです。


 そして奥まったところにあるトールツリートレイル、ここにつくためには
 ビジターセンターでの人数制限の許可が必要なのと、オフロードをいく
 ことになりますが、歩きごたえのある4マイルのトレイルと、巨大な
 トールツリー、途中でCreek、川に出ることもできます。


2)ファーンキャニオン+沢登り

ファーンとはシダ植物のことです。それが谷のように左右に高くそびえてその真ん中をあることができます。このエリア、シダが生えそろったところは、映画「ジュラシックパーク2」の撮影でも使われた場所のようです。思い出せませんが、とにかく木漏れ日が差し込んで美しく、水もきれいで、幻想的な雰囲気の場所でした。

浅瀬のうえを丸太で渡ったり、車で深い水たまりをつっきったり、冒険心もくすぐるエリアでもあります。






ご覧の通り、そしてタイトルのとおり、ここは川の道です。奥に進んでトレイルを楽しむためには(ファーントレイル)長靴やサンダルがないといけません。




3)動物たち、エルク、キツネ、カエル、バナナ●●

絶対見ておきたいのは、巨大な鹿のエルクです。いるときはいるし、いないときは全く見当たりませんが、キャンプ場やキャビンの場所に現れるそうです。ごくたまにトレイルにもあらわれました。

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ネタになるのはバナナSlugですね。これは黄色い、でかい、ナメクジです。いつの間にか近くに這い寄ってきています。とくに被害とかはききませんが、見つけたひとの叫び声は聞こえます。


我々はどちらもみることができました。

きれいな色をしたカエルも見てみたかったですが、見つかりませんでした。

深夜と早朝に鳴き声は聞こえるんですけどね。


4)ビーチ


結構荒波ですが、海沿いをいけば駐車場と浜辺への道があります。ファーンキャニオンの道途中にもありますし、ハイキングコースもあります。


波は結構あらぶっていますのでちかづかぬよう。TSUNAMIという表現が現地ガイドに使われるくらいあらぶっています。



宿泊は??

キャンプとキャビンがメインです。

どちらもエルクが遊びにくるので観覧スポットでもあり、油断すると、食べ残しをバクバク食べに来ちゃうので、注意ポイントでもありますね。

我々はElk meadowキャビンというところに泊まりましたが、クオリティが半端なく満足感の高いキャビンでした。

キッチン、バーベキューセット、食器やキッチンセット、電子レンジ、食洗器もあり、部屋もどれも清潔でアメニティも豊富で充実していました。大きなテレビにDVDもあります。














今回はウッドデッキでバーベキューを楽しみました。

すぐキャビンの近くにテーブルとイスもあったので、そこで食べ物を集めて食べました。アメリカの夏は日が長く、我々は昼にトレッキングをして、こちらで4時ごろから準備をして食べ始めましたが、まだまだ真昼のように明るく、日中を2度楽しんだような錯覚をおぼえました。

コストコで買ってもらったRibEyeの塊肉ですが、柔らかくて非常においしかったです。これのために会員になりたくなりますね。

エバラの焼き肉のたれ、黄金のタレにもよく合いました。
私がよく使うステーキ調味料、SPGとも相性よかったです。


おまけ写真

旅の写真をいくつか紹介。

ファーンキャニオンにつづく道が深い水たまりに阻まれていました。SUVでなんとか飛び込んで渡り切りましたが、コンパクトカーではこわい場所です。SUV以上で来ましょう!


レッドウッドの年輪です。
ところどころ、倒木が道をふさいで倒れたのを切り開いている切り株があります。見ての通り数えきれないくらいの年輪がみえます。まじめに数えようとしている人もいました。なんにせよ、とんでもない長さを生きているとわかります。




これは帰り道に寄った、Wood Shrineです。木の中を車でくぐれるスポットです。
まさかの通行料8ドルには笑いましたが、土産物屋も、メンテナンスもしっかりされていたのでなかなか良かったです。また、土産物屋にはビッグフット(UMA的な)のグッズもたくさんありました。ビッグフットの逸話もこの辺にあるので、そういう博物館などを巡ってみるのもよいかもしれません(私はそんな興味ないけど)
木の穴の大きさはSUVでぎりぎりでした、あまり大きな車だとおそらく通れませんww
気を付けましょう。

レッドウッドの種、松ぼっくり的なものです。
実はかなり小さいのです。犬のShitかと思ったら種でした。
持ち帰って庭で育てらんないかな。ああ、気候があわないか。


途中の見晴台。高さは数百メートルくらいの場所ですが、生い茂ったレッドウッドを見渡せて、いい景色でした。

道なき道
トレイルのなかには川を渡ることが前提とされた道もあります。
まるで沢登りみたいですね。
上の写真も正規ルートです。渡らないで済むルートもありますので
よく考えて選びましょう。しかし結構深いうえ、流れも速いです。
浅瀬を探しながらいきましょう(看板とかないけど)

シダ、コケに囲まれた植物天国のような、ジャングルのような山道です。
動物、昆虫よりも植物が幅を利かせていておもしろいです。
虫は少なかったですね、ひたすら植物が主役の森というのが印象強かったですね。

 トールツリーは許可制のエリアですが、ビジターセンターで人数制限されています。私たちは10時ごろに飛び込んだところ、最後の1組だといわれました。急いだほうがよさそうです。たしかに車で駐車場はパンパンでした。なお、ゲートがあって、暗証番号をきいて渡っていく形です。許可なしでは暗証番号がわからないので、進めません。

レッドウッドは倒木が多いようで、ファーンキャニオンの一部のトレイルへの道が通行止めになっていました。ファーンキャニオンを楽しむ分には問題なかったです。

基本的には霧がこくて雨がよく降る地域です。私たちの時はひたすら晴れて、朝だけ霧がありましたが、カッパ装備はあったほうがいいです。
このほうが神秘的な雰囲気はすごいですけどね。


以上

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