ヨセミテ国立公園に行こう 二日目と三日目(グラシャーポイント、ミストトレイル)


ヨセミテ公園2日目のログです。

この日が本番


2日目のスケジュール

7時半 起床
8時頃 朝ごはんをホテルで
9時頃 買い物して出発
12時前 グラシャーポイントへ到着、観光
14時頃 ヨセミテバレーに降りて、ハーフドームビレッジのパーキングへ
14時半 シャトルバス乗り継ぎ16番駅、ハーピーアイルからミストトレイルに入る
14時半 ミストトレイルのトレッキング →ヴァーナル滝、ネバダ滝へ
16時頃 ミストトレイルからJohn Muir Trailをつたってハッピーアイルに戻る
17時頃 ホテルにチェックイン
20時半 高級ディナー


2日目はヨセミテのメインです。
グラシャーポイントは車で行ける一番の絶景ポイント。
そしてトレッキング本番が待っています。
夜には有名ホテルと、高級ダイニングディナー、という立て続けのコンボ、贅沢!



朝食、チェックアウト

Pine's Resort Hotelさいごの朝。前夜、私は午前3時に目を覚ましていて全く眠れていませんでした。理由は昨夜の夕食のハンバーガー。非常においしかったのですが、ボリューム過多なうえ、昨日はそれほど運動していかなかったから、胃がとんでもなくもたれました。早めに寝たのがまた悪いほうに動きましたね。

それでも朝はしっかり食べないといけないです、今日はトレッキングするし、スケジュール的に、昼ご飯がタイミングよく食べられないおそれがあるからでした。

同ホテルの近くにある、朝ごはん用のレストランに行くと、湖が望めるすてきなところでした。ただ、案内されるのがかなり遅くて、その辺はサービスのよくなさを感じましたね。

一方で、出てきた食事はびっくりするほどでかい!!こ、これがアメリカだ!!

写真に写っているのは、フレンチトーストと、エッグベネディクトです




食べ過ぎてくるしい

つづいてマーケットで買い物


なんでもあります。歯ブラシからパン、ドーナツ、サンドイッチ、ソーセージ、ゆで卵、お酒、ガム、お土産。なんでもござれ。これがホテルについているのはポイント高いですね。私はスニッカーズを大量に買っておきました。トレッキングの行動食。味は好きじゃないんですが、素早いカロリー補給にはいい?


グラシャーポイントへドライブ


おお!すげえ!!








崖から真下、ヨセミテバレーが広がっています。きめ細かすぎてなんだか、マインクラフトの世界みたいです!


ヨセミテの自然って、パノラマで、堀が深くて、立体的で、微細で、なんとなく高画質な壁紙を見ているような気持ちになります。逆に現実感がない?

非常に広い展望台で、満足しました。ヒヤリポイントもあります。

なお、ここはフォートレイル、パノラマトレイルというふたつの山道が繋がっています。登ってきている人もいました。

ここに上ってきて頂上を見た人はさぞかし達成感がすごいでしょう。

ただ、、、
車で来ている人が大勢すでに頂上にいるという意味では、達成感もげんなりでは?と思ってしまうのは私だけでしょうか。
(行ったことある人は最高の達成感だったと話していましたがw)

それならば、私たちは車では行けないトレッキングポイントへいざ往かん。

びしょ濡れミストトレイル

変なタイトルにしてしまいましたが、ある意味一番有名?なトレイルです。ヴァーナル滝結構大きな滝の真ん前を登るトレイルになっていて、その水しぶきで登山者はみなかなり濡れるそうです。

この日は天気も微妙だったので、早めにここを攻略し、迂回して回るトレイルを選択しました。下のトレイルですね。


シャトルバスで左上のトレイルヘッドに着いて、上の赤い道を通って、ラウンドします。一番奥のネバダ滝までいくかはその時の時間、天候、体力次第としました。

登山開始です!



ミストトレイルから行くと結構な坂がノンストップで続きます。じわじわ疲れる。

滝を見下ろしながらぐんぐん登ります。



登り始めて1時間弱、だんだんとヴァーナル滝が見えてきました。





この滝の真横を歩きましたが、気温がかなり低くて鍾乳洞の中にいるようです。そして、ミストが容赦なく浴びせられて服はビショ濡れ。地面も水没していて、飛び越えながらの登山となりました。

ここで体力がごっそり持っていかれましたね。。
しかも濡れた岩は滑りやすく、坂も急であるため、結構な危ないポイントでした。登るのはまだいいけど、下山コースに選びたくはない気持ちです。濡れるし。


ヴァーナル滝を抜けてしばらく登ると・・・

エメラルドプールに到着します。これはネバダ滝の水たまりポイント、ヴァーナル滝に流れる休憩地点です。




スニッカーズを食べてエネルギー補充。滝が流れ落ちるところはなかなか見ごたえありました。撮影ポイントでもあります。

さて、登山の続きです。

ネバダ滝頂点はやめてクラークポイントへ

天気が怪しくなってきました。雨が降ったらいろいろと最悪です。エメラルドプールからさらに1.6マイル登れば頂上にいけますが(地上2600m)、その分帰りは遠く、つらくなります。

今の時間も4時を回っており、まだ明るいにしても、これから奥地に行くにしては微妙です。なにより、朝はグラシャーポイントで寄り道していましたから。

そんなわけで、次のホテルの楽しみもあるので、早々に道をかえて降りることにしました。

目指すはクラークポイント、ヨセミテのハーフドームがよく望めて、John Muir Trailにつづき、もとの地点に戻れる方向です。

最も、
ここも2000m以上の地点まで、ひたすらのぼりが続きました。楽ではありません。ヴァーナル滝やエメラルドプールを違う視点で観れたり、ハーフドームが凄かったりしたので、結果的にはこちらを通ってよかったでしたね。

なお、ミストトレイルは人ばかりですが、このトレイルからは、獣・・・はリスしか見ないのですが、謎の動物のフンまみれになってきます。

だんだん自然のテリトリーへ。





クラークポイントは下のたいらな地点。看板があり、ハーフドームがよく見えます。




あとはガンガン降りるだけ。


もとの地点に到着!!だいたい3時間ちょいくらいの軽めのトレッキングになりました。ただ、ヴァーナル滝周辺の坂がかなりきつかったので、高度的には500mくらい登っています。それを考慮すると、やはりちょいきつめの登山だったかなと思います。一気に登って一気に降りたので、足ががくがくします。

ひごろの運動不足が身に沁みますね。。。明日は筋肉痛だ。

車に戻り、ホテルへ向かいます。



パーク内、老舗のMajestic Hotelに泊まる

90年の歴史があるそうです。非常に伝統と格式を感じるホテルです。運よく予約できました。コテージを。






入り口はレッドカーペット、ギフトショップはブランドショップ、バーがあって、広すぎるラウンジがあって、庭にはプール、コテージ。動物たちも鹿やリスが遊びに来ていました。

なお、チェックインしたところ、今回借りたコテージが男3人にして、キングベッドが1つしかないという事態でした。せっかくのコテージでしたが、ベッドで寝たいし、部屋を別にしてもらうことができました。

ただ、この部屋がだいぶ狭かったですね。。。

コテージはそのあと、外観だけ見に行きました。なかなか素敵でしたが、基本的にはカップルや老夫婦などがゆっくり過ごす場所のようです。


夕食にドレスコード!?

ここはレストランと宿泊代が別です。そして、予約が必須です。基本的に。なのでOpen Tableのアプリで予約していました。夜と翌日の朝を。

しかし失念していましたが、実は前日に、このホテルのダイニングディナーにはドレスコードがあり、長ズボンと襟付きのシャツが必須と言われました。

もう前日にはヨセミテにいたのでそれを用意することもできませんでしたし、そもそもヨセミテにハイキングして襟付きもないやろと思いつつ、そのままパーカーとジャージ姿で突撃。

「ドレスコードはご存知ですか?」

ですよね

前日に知ったばかりで知らなかった、どうしたらいいか、という展開になり、向こうから提案されたのは

「じゃあ貸してあげるよジャケット」

でした。

試着室に案内されて、そこで上からジャケットを羽織って参加することに。。。。

下はジャージとTシャツ、ジャケットは欧米人サイズでダボダボ。。。

罰ゲームか!?

ジャケットを羽織り中に入ると、こんな目にあってたのは我々だけでした。。。
(帰りにもう1組だけいた)

基本的にポロシャツが1枚あればよかったんですけどね。。。


なかはピアノマンもいて、色々演奏してくれています。チップ置き場もありましたし、曲のリクエストもおそらくできる?私にゃハードル高いのでやろうとは思いませんでした。

料理はスープとメインのEntreeからひとつずつ選んでいただきました。




ダイニングは凄かったし、高級店の雰囲気ともども、いい記念になりました。

牛肉と羊肉が非常においしかったと記憶しています。

会計はあとでチェックアウト清算になっており、カードを出さずとも、チップとトータル金額を記入するだけでよいようでした。


部屋にもどって、少し二次会を開いてすぐに就寝。この日は24000歩以上歩きました。

なお、左下の枕みたいなの、ずっと抱き枕と思っていましたが、足を乗せる枕だと教えてもらいました。靴のまま寝る人用?

文化の違いですね。


あと欧米ホテルの枕って異常に高いですよね。
いまいち慣れません。


3日目の朝、帰宅

朝のビュッフェを同じダイニングルームでいただいて帰宅しました。


ビュッフェのほかに単品メニューでエッグベネディクトがありましたが、ビュッフェでも出てくる。なんぞこれ。

ベーコンとPokeがおいしかった。あとオレンジジュースがよかった。

ドリンクは注文形式でサーバーがないビュッフェでした。


少し散歩して、チェックアウトして、、、


さらばヨセミテ!!!


なお、このヨセミテ2泊3日の旅費用はトータルで6万円くらいでした。

そこそこ贅沢はしたと思います。

こういう旅の幹事?ホテルやスケジュールを立てるのは実に久しぶりでしたが、なかなか楽しかったし、無理なく予定を100%こなせたので、満足でした。


以上





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