キングスキャニオン&セコイア国立公園をぐるっと回ってきた 二日三日目



二日目のスタートです。


1.Giant Forrest Museumでセコイアを学ぶ

最初に向かったのはセコイア国立公園の玄関口、Giant Forrest Museumです。
ここはバスターミナルやトレイルヘッドにもなっていて、まさに港のような場所です。





博物館としてもなかなかレベルが高く、セコイアの木がなぜでかいか、どれくらいでかいか、などが学べます。フットボールコートで大きさを表現しているのが面白かった。



2.クリスタルケイヴ・ツアー

続いて、11時から予約していた鍾乳洞のツアーへ、この辺にはバイデン洞窟と、クリスタルケイヴの2つの鍾乳洞が観光でいけます。それ以外にも30以上の小さな鍾乳洞があるようですが、自然保護のためそっちまでは入れないそうです。

ツアーが始まるとレンジャーの方からの説明を受けます、洞窟に入る前に、靴の消毒を行ってから坂道を下って行って、クリスタルケイヴに向かいます。



鍾乳洞の中は真夏にかかわらず寒くて、13度くらいでした。薄手の長袖ではちょっと寒いくらいです。中はレンジャーの方が案内したり、説明してくれたりします。全員で40名近くいましたが、わりと大丈夫でした。




地下水の通り道を探すのが結構楽しいです。いくつか大きな部屋があってライトアップされたときは思わずオオッて声が出ました。狭い道も多いですが、じゅうぶんにレベルの高い鍾乳洞だったなと思います。この涼しい気温を夏も冬もキープしていたり、様々な曲線を描く洞窟を見て自然のパワーの偉大さを感じます。人間にはできない表現です。AIならできるかもしれませんが(笑

このツアーは最初に坂道をひたすら下るので、帰りの登りは結構つらかったです。


3.Lodgepole からTokopah Valley Trailへ


クリスタルケイヴから出て車でLodgepole のビジターセンターへ。ここはマーケット、イートインなどが充実しています。ランチをいただきました。そして、ここから歩いてキャンプのほうにでて、次のトレイル、Tokopah Valley Trailを目指しました。



川沿いの道になっていて、片道約2,3マイルくらいの往復トレイルです。途中の川で遊んでいる人たちが多く、涼し気でしたね。



このトレイルはEasy扱いでしたが、距離の長さと、岩場の多さ、そして真夏の日差しがきつくて、自分としては難易度に違和感が隠せないきつさでした。せめてトレッキングポールが欲しいなぁ。。周りからも指摘されましたが、ボロボロのランニングシューズをいまだに履いているのも一因だと思いますが。。。

ここのゴールは、素敵な水場と滝です。


ただ、滝の出口に出るまでがひどい足場になっていて、非常に腹立たしい道でした。つるはしがあれば、片っ端からぶったたいて粉々にしたい気持ちを、滝を見ながら洗い流していました。この場所は水遊びだけでなく、飛び込みもできるスポットがあります。


連れの一人が挑戦していました。水は非常に冷たいですが、思い切りって大事ですね。


4.Moro RockとBeetle Rock

標高2000mの山のてっぺんにたたずむ巨大岩です。真夏のハイシーズンはシャトルバスか、トレイルでのみアクセスできます。500段の階段を上らないといけません、結構大変でした。道も狭くて一本道なので、上り下りで譲り合いながら進みます。眺めは壮大で、風も気持ちよかったです。ここで初めて、IPHONEのパノラマ撮影をやりました。この機能便利ですね、なぜ今まで使わなかったし。






また、Giant Forrest Museumのすぐ近くにもでかい岩の見晴台がありました。それが、Beetle Rockです。アディショナル駐車場とミュージアムの途中にありました。




帰りは歩いて下りました、Giant Forrest Museumまで続くTrailがあります。これが3日目の最後のトレイルになりましたね。





5.シャーマン将軍の木

グラント将軍の木を超える大きさでした。圧巻、の一言。これで、セコイアの名所はすべてクリアすることができました!!記念撮影には行列ができていました、人気ぶりがうかがえます。こちらも、Giant Forrest Museumからシャトルバスで来られますし、トレイルから行くこともできます。歩くにはちょっと遠いです。







枝でさえ、私たちよりも大きく太いです。たまに枝が落ちてくるそうなので危険ということで、柵があるようです。ほかにも人がペタペタ触ると木の成長によくないそうです。



6.おわりに

振り返ってみると、カリフォルニアの地獄のような夏の暑さと乾き、そして、ヨセミテを大自然度で上回りつつ多彩さも併せ持つキングスキャニオン、セコイアの自然に驚かされました。

反省としては、真夏にはハイキング目的で来たくないなぁ、やるなら川遊びをメインにしたいところです。春はクマが怖いので、秋ごろにささっと自然を堪能してハイキングするのはありかもですね。

セコイアの魅力?のひとつに野生動物の多さがあげられていて、Cresent Medowなどはクマの遭遇率がかなり高いです。ただ、夏は暑すぎて、日中行動しないようです。生き物の気配はほとんどなく、リス1匹しか見ませんでした。


2日目の夕食



3日目の夕食


せっかく運動したのに、やせませんね!!

以上でした。

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