Dr. Martin Luther King Jr. Library@サンノゼ州立大学に行ってきた
アメリカの図書館は先進的で、日本の図書館は常にそれをまねしてキャッチアップする側に回っているのだそうです。中でもこちらの図書館は有名なのだそう。
駐車場は路上駐車スペース含めて、この辺にはごろごろありますが、基本的にはすべて有償です。安くて場所のいい駐車場を探したところ、4Th Street Parkingという駐車場ビルが1日5ドルで車をとめることことができ、評価も高くてよさげでしたのでそこに停めました。
大学図書館ですが、特に学生証とかなしに、だれでも入って使うことができます。出入口にはゲートがあり、本の無断持ち出しはひっかかる仕組みのようです。
建物は全部で4階構成になっている様子。まずは一階を見て回ります。
1階フロア 受付全般、子供コーナー
お客さんの数も結構入っていますが、施設がとても広いのでまばらに見えます。建物は見回してもとても掃除が行き届いていてきれいな状態です。左手には子供コーナーがありました。これがスペースがガラスばりで仕切られているうえに非常にでかい間取り。私が覗いたときは、催しものもやっていました。絵本の朗読のようでした。子供用の勉強机スペースも結構な数が置いてあり、本棚も相当にあります。アメリカの子供コーナーの力の入れようは、ほかの図書館もそうですが、なかなかすごいです。
右手側は、比較的新しめのCDや本などが並んでおり、コンピュータ端末による検索コーナー、ヘルプコーナー、無人レンタル手続きマシン、カード発行マシン、受付、などがありました。だいたい無人で済むようになっていますね。この辺は他のアメリカ図書館より進んでいる感があります。
洗練されているなあ。極力IT化されており、無駄な手間は省いている感がありますね。あと、うれしかったのが両替マシーン!!こっちだと、Bill Breaker!っていうんですねかっこいい!両替ってずっとしたかったけど、なかなかできなかったんです。まあ銀行も広いところならあると思いますが、、、なんにせよありがたかったです。
上への移動はエレベーターもエスカレーターも非常階段もあります。じゃあ2階に上がってみます。
2階フロア 画廊とミーティング、スタディ
めちゃくちゃ広い!そして様々な空間が配置されています。ぱっと目に付くのは本棚よりも沢山配置されている机と椅子の数々。そして、その周りには、画廊やちょっとしたイベントや教室を開いているミーティングルームなどが配置されています。私が見たときは、朗読会などをやっていましたね。
どこの机も電源は使えるし、Wi-fiも大丈夫。非常に作業しやすい場所を見つけました。
電気は人感センサーになってて、はしっこのほうは消えていましたが、私が近づくと電気がつきました。ちょっとかっこいい。
あと面白いテーブルもいくつかありました。
3階にはキャリアセンター?
2階と同じような書籍や会議室が並んでいますが、いくつか異色の空間。たくさんのパンフレットがあり、起業家向けプログラムや、職探し、キャリア開発などさまざまなエディケーションメニューが並んでいました。こういう役割も図書館が果たしているようですね。
4階はサンノゼ大学生向けの勉強センター
ここまでくると学生含め、人は全然いません。使いたい放題の自習室ですね。ただし、この図書館はそんなに24時間営業とかしているわけではないので、土曜日などにじっくり集中して本などを読みたいときにいいかも。
まずは自分のベストの場所を探すところからですね。図書館はどうも静かすぎて眠くなってしまいますので。
雑感とサンノゼ大学の様子
図書館としての機能だけでなく、画廊やミーティングルーム、スタディルーム、キャリアセンターなどもあり、公民センターとしての役割も兼ねているように思います。ほかにも、私はクパチーノ図書館、マウンテンビュー図書館も回りましたが、規模は違うものの、おおむね同じような作りとレイアウトかなと思いました。客層がちがいますね。町の図書館は住人で混んでいますが、こちらの場合は、場所柄、学生が多めで、あとは、ルンペン的な人も、少ないけどいました。気にならないレベルですが。
全体的にとてもきれいで、整った環境です。騒がしいこともなく、作業も集中しやすい、いい図書館だと思います。蔵書の数や、どんなサービスが受けられるのか、調べればキリがないので、今回はぐるりと回って、ちょっと読書しただけで帰りました。
さいごに、サンノゼ州立大学のキャンパスの写真を置いておきます。非常に青空と緑が映える、伝統と美しさを感じる場所でした。
建物のそこら中には、大学警察や、緊急ボタンが設置してありました。
おそらく、銃乱射事件などを受けてのことでしょう。平和のなかでの緊張と、もしもの仕掛け。アメリカらしいです。
以上
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