アメリカのベンチャーキャピタル(VC)の歴史と発展について

ちょっと勉強になったサイトがあったので軽く紹介します。VCの歴史と発展です。


https://pando.com/2013/08/28/this-chart-shows-the-future-of-venture-capital/

アメリカにおけるVCの発展の歴史だそうです。すっかり世界最大のイノベーション創出のエコシステムが根付いている、このアメリカ・シリコンバレーですが、歴史を遡ると、50年以上前の1960年ごろから、このような、新しい事業にリスク投資を行う、Risk Capitalという存在があったようです。

そして、成長し、今や世界のトップインベスターと言われるVC、ACCELLやSEQUOIAキャピタルが誕生したので1990年の半ば、かなりの歴史を背負っていたのですね。

次に、First Round CapitalやSPARKなどの、特に新興的、初期段階のスタートアップの事業起こしにフォーカスしたVCが出てきたのが2000年を超えた時期。

そしてVCはアメリカだけでなく、世界各地のシード探しにVCが駆けずり回るようになって

スーパーエンジェル・マイクロVCと呼ばれるような、初期段階のスタートアップへの少額投資を多く行うVCが現れ、

とうとう、Yコンビネーターや、500Startupのような、アクセラレーター団体が誕生。ますます、スタートアップが誕生しやすく、Exitしやすい環境が作られてきた。

そして、現在、Angel Listのような、スタートアップの紹介の場や、キックスターターに代表されるような、クラウドファンディングが登場してきた。

特にクラウドファンディングは資金調達のラウンドの代わりも果たしうるもので、アメリカでは数億円規模の資金調達も可能なほど。多くのスタートアップや起業家における資金調達のハードルを下げてくれたと思います。


世界トップの位置づけに甘んじることなく、常に形を変えて発展しつづける、

これがアメリカ、シリコンバレーの強さだと思います。


逆に言うと、これだけ50年、60年の歴史を積み上げてきた文化だといえます。

日本に一朝一夕に導入できるものではないでしょうし、辛抱強く、少しずつ取り入れて成功した中国は本当にすごいと思います。

中国を見てて思うのは、
大事なのは、文化をよく染み渡らせた「人」をたくさん用意することだと思います。

日本が全くできていなく、横眼に見てマネするくらいだと、まずできないと思います。

技術とちがって、文化や思考特性は、猿真似できませんから。

以上


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