サンフランシスコでは電動スクーターを一時撤去させ、許可制の仕組みへ移行

https://www.sfcityattorney.org/2018/05/23/san-francisco-announces-next-steps-regulating-shared-motorized-scooters/
非常に都市交通における電動バイクが存在感を見せ始め、シアトル、ロサンゼルス、サンノゼ、マウンテンビューなどに広がり始めています。
そんななか、さきがけであるサンフランシスコ市は、バイクシェアの規制を始めるとして、Jump BikeやLime Bike、BIRD、FORDなどのバイクシェアサービス各社に対して、街からすべての自転車、電動スクーターなどのバイクマシンを撤去するよう命令しました。
これは、パイロットプロジェクトを終えて、いよいよ本格的な都市サービスとしての枠組みを始めようとする動きです。
いつから始まるのか?
6月4日です。
すでに4月下旬ごろ、関連法案は賛成され、市長がサインをしているそうです。
そして、その発効日は6月4日となっています。
なぜバイクシェアを規制するのか??
サンフランシスコとしては「イノベーションのサポートをしたい」そうだが、それに対して公共の安全や市民のプライバシーは重要であり、バランスをとる必要があるとのこと。
具体的には、電動スクーターは今や歩道を大いに闊歩し、歩行者の危険にもなっていますし、自動車にとっても危険な存在です。
また、その移動データはIDと紐づいて常にサービス会社に計測、分析されています。その管理体制はUberやLyftなどでも告発があり、問題視されていました。(過去記事にも書いています、UberのGod Eyeなど)
税金もとるのかと思っていましたが、そこはさすが、とりません。(多分)Taxについてはなんら触れられていませんね。
どういう規制なのか??
ひとまずは許可制となります。
6月4日以降、サンフランシスコ市が定める審査要件を満たして、許可が出た会社だけが市内でバイクシェアリングサービスを提供することが許されるということになっています。
もし許可なしのバイクシェアが放置されていたら??
1台ごとに、100ドルの罰金を課すそうです!!
これはバイクがどこにあるか常に把握できるIoT体制が基本ということになります。
許可はまだどこにも出ていないので、そういう意味でも、許可がどこかにおりるまで、バイクシェア、電動スクーターなどは一度サンフランシスコから姿を消しそうです。
さらに、これもまだ、パイロットプロジェクトとのこと!
最初に5社ほど、バイクシェアの会社に許可を出し、最初の6か月で1250台を町にリリース、次に1年内に2500台をリリースして、その反応を計測するとのことでした。
バイクシェア各社はその5つの門を狙って、競争をするでしょう。これに落ちた会社は痛いですね、事実上、サンフランシスコからの撤退となるでしょう。
また6月4日以降、サンフランシスコに遊びに行って、
現地の様子を見てみたいと思います。
https://www.cnet.com/google-amp/news/san-francisco-scooter-law-means-goodbye-to-electric-scooters-for-now/
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