ヨセミテ国立公園に行こう 一日目 (トンネルビューとヨセミテ滝)


アメリカ西海岸、カリフォルニア州から隣のネバダ州のヨセミテ国立公園まで、自動車で2泊3日の旅に行ってきました。時期は5月の半ば。気温はだいたい華氏30~80ほど。それほどシリコンバレーエリアと変わらない気候のようです。多少寒暖差がはげしいくらい。

ヨセミテのコンディションとしては、おおむね氷は溶けてきているようで、名所のグラシャーポイントは開通。マリポーサグローブ、タイオガロードという山奥の一部の名所だけ閉ざされたままでした。



レッツゴー

出発時間は朝の9時。ベテランから言わせるとかなり遅い出発らしい。朝の4時くらいに出て朝の9時くらいに着くのがいいらしいです。なので、

「一日目は捨てるの?

という反応が経験者からいわれます。でもまあ休日にそんな平日よりハードなスケジュールで動きたくないですよね(山登りなら基本だけど・・)

昼食のスケジュールがやや微妙なので、ホットドッグをいくつか作り置きしておいて、出発。

シリコンバレーエリアからヨセミテ国立公園までは車で3時間40分ほど。
途中で、スタバやガソリンスタンドが充実した町を通るので、そこで休憩をはさみつつ、山道を登り、入り口まで到着。なお、山道のぐねぐね一本道は結構な高所だし、腹をすかせた状態で来ると酔いやすいエリアでした。



時間は12時を回っていました。ゲート前に非常に長い車の行列ができていて、おそらくここで40分くらいが経過しました。ぐぬぬ・・なめていました。

国立公園ではアトラクションみたいにゲートがあって、そこで入場料を支払います。1回の入園で30ドル(たしか数日有効?)、年間パスだと、80ドルで買えます。これにはサインを2名分書くことができ、そのサインをした人が1名でもいれば、同乗者の車はフリーパスという仕組みになっていました。これは年間パス買ったほうがお得ですね。

ともあれ入場。

スケジュールはこんな感じでした。


(1日目)
13時ごろ トンネルビューを見に行く
14時ごろ ヨセミテロッジビレッジに車を停めてヨセミテローワートレイルへ
15時ごろ ヨセミテ滝をしたから見て、そのままヨセミテビレッジへ歩く
16時ごろ ヨセミテビレッジで買い物、軽食して1日目の宿に向かう
17時ごろ 1日目の宿へチェックイン!ディナーはホテルでいただく



トンネルビューでヨセミテバレーを見渡す

トンネルビューは駐車場はそこそこ混んでいて、路駐もたくさんありました。しかし、停められないほど混んではいなくて、ささっと停めて楽しむことができました。


 凄い景色!たくさんのひとが車を停めて写真撮影しています。
ヨセミテは巨大な岩山に囲まれた谷になっていて、ヨセミテバレーと言われています。そのなかにヨセミテビレッジやロッジなどが点在している、渓谷の集落といったところです。

観光ツアー用の屋根なしバスも走っていましたね。

トンネルビューの眺め

ただ、ここにはトイレがないんですよねー!!

長くドライブして、入り口着いてからトイレまでの距離がめちゃくちゃ遠い!!これは問題ですよヨセミテさん。というわけで

ヨセミテパーク前に、ガソリンスタンドとかでトイレは済ませておきましょう(至言)



ヨセミテロッジからヨセミテ滝へ


13時すぎのヨセミテロッジは駐車場が死ぬほど混んでいました!!!

ヨセミテビレッジが混みすぎて入場すらできませんでしたので、ヨセミテロッジへ。仮設ですがトイレもありました。


駐車場はどこも空きがなく、空いては対向車に場所を取られ、延々と1時間近くさまよいました。違法駐車している人も結構多かったですが、気持ちわかります。

なおロッジに泊まるひとたちは優先パーキングがありますので、無事に停められるようです。いいですね!!有利!!


なんとか目の前で空いた駐車スペースに停めて、トレイルを歩き、ヨセミテ滝のふもとを目指します。だいたい徒歩で40分くらいで行けます。

ヨセミテ滝へのトレイルの説明をしますと
ヨセミテロッジから北へ行くと、Camp4という地点があり、そこからさらに北へ行くと、アッパーヨセミテトレイルに入れます。これはヨセミテ滝の上に続くトレイルで往復で7時間くらいかかるルートです。ハイキング気分で来ると後悔するルートですね。

今回は初日軽めに、ローワートレイル、ヨセミテ滝をしたから見上げるルートにしました。遠くに見えるのがヨセミテ滝、近くの滝つぼまで行けます。





滝に近づくにつれてどんどん肌寒くなってきました。結局あまり滝には近づけませんでしたが、それでも轟音と水しぶき、支流の流れの激しさは存分に感じ取れました。

滝を見終えて、そのまま真っすぐ進み、ヨセミテビレッジに向かいます。



ヨセミテビレッジへ

てくてく歩いて村にやってきました。ここには、消防署、ミュージアム、ビジターセンター、DELI、スーパーがあります。

まずビジターセンター(下)へ。ツアー案内のほかに、ミュージアムになっていて、ヨセミテの歴史や、この辺に住んでいたインディアンの歴史なども書かれていました。結構しっかりつくってありましたね。




なぞの日本人が、ここに水墨画的なものを広めたとして紹介されていました。ただ、絵がとてもうまいとはいえなかったので、、、なんかもったいないと思いました。こんなもんじゃないぞ日本のアートは。


ビレッジセンターを出て、ヨセミテDELIへ移動しました。

ヨセミテ DELIは軽食がとれます。席も、室内、室外充実していて休憩スポットとして優秀です。コーヒーはPeetzコーヒー、ペットボトルドリンク、スナック、ピザ、パンなどが揃っていました。




もう時間的に5時を回っていて、夕飯も近いので特に購入せず、もってきたホットドッグで休憩。そこから一日目の宿に向かいました。

宿泊先はパーク外なので、自動車で1時間半くらいかかります。


1日目の宿はBASS湖のPine's Resort Hotel

ヨセミテから南へ、ゲートを抜けてオークハースト方面へ。BASS湖のほとりにある唯一のリゾートホテル、Pine'sにやってきました!なかなか立派な施設です。1泊でだいたい1万少しくらいで、それほど高くはないです。

リゾート感が気に入って予約したのですが、HP見る限り、普通のホテル部屋かと思いきや、ロッジに泊まることができました。

下の写真は受付棟です。



ここのリゾートホテルはユニークで、受付、スーパー、レストラン、ロッジ、プールバーなど施設が独立して点在しています。歩いての移動です。

腹が減った、ということでロッジに荷物をおいてすぐにレストランへ。ドレスコードの看板があり、少し焦りましたが、スルーしてもらえました。よかった!!

ハンバーガーを頼みましたが、これがめちゃくちゃ旨い、そしてめちゃくちゃ重い!!今日はあまり運動できませんでしたので、その夜、胃がかなりもたれました・・。









夕食を終えてロッジへ。
なかなか雰囲気のあるところでした。ロッジ2棟借りましたが、なんとドアが繋がっていたので贅沢に使うことができました。テレビもアメニティも充実。歯ブラシはやっぱりないですね。持ってきましょう。




部屋はロフト付き、地下にベッドルーム、ソファもふかふかでいいところです。キッチンも充実しており、ここに食材もってきて自炊したらまた別の楽しさがありますね。(レストランで食べるのも一興ですが)

このホテルにしたのは正解でしたね。よかったよかった。

リゾートでごちそうと湖に囲まれて、ロッジでまったり、なかなか貴重な一日でした。


一日目、終




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